3大プロパーのブラック&プラチナカードを比較する

 

 日本はで主に

  VISA(ビザ)

  Mastercard(マスターカード)

  JCB(ジェーシービー)

  American Express(アメリカンエキスプレス/AMEX:アメックス)

  Diners Club(ダイナースクラブ)

 の5つの国際ブランドのクレジットカードが流通しています。

 

 その中で、主要ブランドの最上位カードといえば、下記の3つのカードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

 

  アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード

  ダイナースクラブ・プレミアムカード

  JCB THE CLASS (JCBザ・クラス)カード

 

 これらは主要な国際ブランドのプロパーカードの中で最上位に君臨し、さらにはインビテーションでしか保有することしかできません。

 

 今回、これらのインビテーションでしか入手することができない、プレミアムカードの保有にあたり、どのカードがよいのかを比較してみました。

 

 なお、アメリカンエキスプレス・センチュリオンカードはあまりに高価で入手困難なため、現在は申し込みが可能となっている、 アメリカンエキスプレス・プラチナカードを比較対象としたいと思います。

 

 

ブランド比較

 

JCB / JCBザ・クラス

 

  JCBは日本のクレジットカードのパイオニア的存在で、日本発唯一の国際カードブランド。

 

ブランドメッセージは『世界にひとつ。あなたにひとつ。

 

 JCBザ・クラスはJCBプロパーカードにおいて最上位の招待制カード。

 

 以前は ” 突撃 ” と呼ばれる申し込みも可能であったが、現在は完全にインビテーションのみでしか取得できず、取得はダイナース・プレミアムカードより難しいとも言われる。

 

 

ダイナースクラブ / プレミアムカード

 

 ダイナースクラブはアメリカを中心とし、全世界に展開するクレジットカードで、世界初の国際ブランドの皮切りを担った草分け的存在。

 

 ブランドメッセージは 『 あなたのこだわりを叶える一枚を。

 

 ダイナースクラブ プレミアムカードは ダイナースクラブ最上級の招待制カード。

 

 

アメリカンエキスプレス / プラチナカード

 

 ダイナースクラブと1、2位を争う高いブランドイメージとステータス性を有する。

 

 ブランドメッセージは『そう、人生には、これがいる。』で、最近はCMでもよく見るようになりました。

 

 プラチナカードはセンチュリオンカードに続くステータスカード。以前は招待制であったが、近年申し込みが可能となった。

 

 ただし、いつまで申し込みができるかは不明。再び、招待制に戻る可能性も否定できない。

 

 

サービス比較

基本仕様

JCBザ・クラスダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナカード
年会費(税抜)50,000円130,000円130,000円
家族カード無料
(8名まで)
無料
(制限なし)
無料
(4名まで)
申込みインビテーションインビテーション申込み可
ポイント
換金率
0.5-0.85%1.5%*1.0%*
マイル
還元率
0.3-0.5%1.5%1.0%

還元率はカード使用方法、交換先により変わるため、参考。

* ANAマイルに交換後、返還率100%のポイント(楽天など)へ移行した場合。

 

 各カード会社の最上位またはそれに準ずるカードというだけあって、年会費は非常に高いです。

一方で、JCBザ・クラスと他の2枚とでは年会費に2倍以上の差があり、JCBザ・クラスのお得感が際立つ一方、年会費の差がステータス性の差とも言えます。

 

 ダイナース、アメリカンエキスプレスはトラベル&エンターテイメントに力を入れているというだけあり、JCBと比べてマイル還元率は圧倒的。そもそもJCBはポイント交換先を見ても、マイル移行をメインにしていないのは明確です。

 ただし、1000万円程度使用しないと年会費を含めた還元率は同等にならないのが実情です。

 

また、1000万円程度までの年間利用金額では年会費が無料から1万円くらいまでのカードの方がお得です。プラチナカードを持つような人は還元率なんて考えてはだめなんでしょうね。

 

 

付帯保険

JCBザクラスダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナカード
海外旅行
障害
最高1億円
自動付帯
最高1億円
自動付帯
最高1億円*
利用付帯
国内旅行
傷害
最高1億円
自動付帯
最高1億円
自動付帯
最高5000万円
利用付帯
家族特約 海外:〇
国内:×
海外:〇
国内:死亡のみ
海外:〇
国内:利用付帯
携行品損害 100万円 100万円 100万円
救援者費用 1000万円 500万円 1000万円
ショッピング
ガード
500万円
利用付帯
500万円
利用付帯
500万円
利用付帯
航空機
遅延保険
最高4万円** 最高4万円** 最高6万円**
ゴルファー保証 〇 〇 〇
注意点

* 利用代金をカードで決済しない場合は約半額となる項目あり

 

 内容に多少の差異はありますが、補償の内容はほぼ同等と言ってよいのではないでしょうか?

 

 

付帯サービス

 

JCBザ・クラスダイナースクラブ
プレミアムカード
アメックス
プラチナカード
コンシェルジュ
サービス
 〇 〇 〇
プライオリティ
パス
プレステージ会員
同伴者1名無料
プレステージ会員 プレステージ会員
空港送迎
サービス
割引サービス 無料サービス 割引サービス
手荷物配送
サービス
無料サービス 無料サービス 無料サービス
ダイニング
無料サービス

 

コンシェルジュサービス

 

 いづれのブランドも専用のコンシェルジュデスクを有しています。こちらのお願いに対し、各社とも独自のネットワークで様々な提案をしてくれます。

 

 わたくしはJCBザ・クラスしか保有していないため、実際に3社のサービスを直接比較したことはありませんが、評判等を見ていると、いづれのサービスも国内で利用する限り多少の差はあれど、遜色ないサービスを受けることができます。

 

 あえて” 国内で使用する限り ” と、と書かせていただいたのは、残念ながらJCBに関しては一部の地域でダイナースやアメリカンエキスプレスに遅れを取ることがあります。

 

 JCB直営の「JCBプラザ ラウンジ」がある都市(ロサンゼルス、ホノルル、グアム、ソウル、台北、香港、シンガポール、バンコク、パリ)や主要都市では日本と同様の素晴らしいサービスが受けられると思いますが、JCBはまだまだ世界では利用できない店舗も多く、十分なサービスを受けられない可能性があります。

 

 

空港ラウンジサービス

 

 空港ラウンジについてはすべてのカードがプライオリティパスの最上グレードである ” プレステージ会員” が付帯しています。その中でJCBザ・クラスは独自サービスとして同伴者1名無料、2人目以降は2000円/人で利用することができるというメリットがあります。

 

 一方で、通常ラウンジはJCBザ・クラスは一般的な提携ラウンジの利用であるのに対し、アメリカンエキスプレス・プラチナカードは センチュリオン・ラウンジ インターナショナル・アメリカン・エキスプレス・ラウンジ デルタ・スカイクラブなど、より高級なラウンジを利用することができます。

 

空港送迎サービス

 

 JCBザ・クラスおよび、アメリカンエキスプレス・プラチナカードは優待サービスなのに対して、ダイナースクラブ・プレミアムカードは 特定エリアのみですが、無料送迎サービスを有しており、対象地域にお住まいの方はダイナースクラブ・プレミアムカードの恩恵を受けることができます。

 

ダイナースクラブ・プレミアムカード

 海外旅行の手配をトラベスデスクにて、50万円以上の海外パケージツアーまたは日本初の海外航空券を購入した場合、送迎対象地域内の自宅からご利用の下記対象空港までのタクシー1台を片道分無料または一部負担で利用できる。

 

 

手荷物送付サービス

 

 多少条件に違いはありますが、いづれのカードも往復の配送サービスを有しています。

JCBザ・クラス

 JCBトラベルで海外パッケージツアー*を申し込んだ場合、往復それぞれに対し、1組につき1個無料で配送。

 *1組の基本旅行代金総額が50,000円以上の「JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス」対象の海外パッケージツアーを利用の場合が対象。

 

ダイナースクラブ・プレミアムカード

 ダイナースクラブカードと国際線搭乗券をご提示するだけで、カード会員1名につき往復それぞれ1個無料で配送。

 

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

 海外旅行の際、出発時・帰国時にカード会員1名につき、スーツケース2個を無料で配送。

 

 

ダイニング無料サービス

 

 いづれのカードも厳選したレストランの所定コースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料となるサービスを有しています。

 

  JCBザ・クラス:グルメ・ベネフィット

  ダイナースクラブ・プレミアムカード:プレミアム エグゼクティブ ダイニング

  アメリカン・エキスプレス・プラチナカード:2 for 1 ダイニングby招待日和

 

 

ステータス性

 

 いずれのカードも全体の中ではトップクラスのステータス性ですが、その中で順位付けするならば、様々なサイトでステータス性を反映すると、ステータス性の高い順に、

 

  1.ダイナース・プレミアム

  2.アメリカン・エキスプレス・プラチナ

  3.JCBザ・クラス

 

 わたくし まつのひきわはJCBザ・クラスのみ保有していますが、ダイナース・プレミアム、アメリカン・エキスプレス・プラチナの方が国外での価値を踏まえて、ステータス性は上だと思っています。

 

その他の特徴

JCBザ・クラス

 ディズニーランド:スター・ツアーズ、 ディズニーシー:ニモ&フレンズ・シーライダーのアトラクションスポンサーになっており、アトラクション内にある秘密の?会員専用ラウンジを利用可能

 京都にある 「 JCB Lounge 京都」を利用可能

 年に一度、「 ザ・クラス・メンバースセレクション」という名の厳選されたギフトがあります。

 JCB曰く、『年に1度の、特別なプレゼント。ザ・クラス会員の皆様のために選び抜いたアイテムのなかから、お好きなものを選べる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」。人生を豊かに彩る価値ある逸品をはじめ、旅行やグルメなど上質のラインアップをご用意しました。ザ・クラスだけの「感動」をお届けします。』 とのこと。

 

ダイナースクラブ・プレミアムカード

 銀座の中心部にある、プライベートカフェのような感覚で利用できる「 ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」や「 銀座コンシェルジュサービス」が利用可能。

 ダイナース自らが『ダイナースクラブはアメリカで1950年に誕生した世界最初のクレジットカードブランドです。日本では1961年から発行を開始して以来、企業の役員、医師や弁護士といった国家資格を有する方など、社会的信用の高い方をメンバーとしてお迎えし確固たるステータスを築いてまいりました。クラブへの入会資格は時代とともに変化しておりますが、上質なサービスや特典を常に進化させ、多くのメンバー様に伝統と革新を提供し続けております。 』と謳うほど、自他ともに認めるステータス性を有する。

 

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

 カード素材はスタイリッシュなメタルを採用。また、基本会員専用の、プラスチック製のセカンド・プラチナ・カードも無料で用意されており、用途に応じて使い分けが可能。

 「 ホームウェア・プロテクション 」いう、所有する電化製品やパソコン、カメラなどが破損した場合、購入金額の50~100%を補償するサービスが魅力。家電購入時のオプション補償はもう不要ですね。

 カード更新の度に、国内の対象ホテルを利用できる無料宿泊券をもらえる フリー・ステイ・ギフトというサービスがあります。

 通常では年間登録料もしくは年間数十泊が必要となるホテルグループの上級メンバーシップまたはVIPプログラムに、無条件で登録可能。

  「ヒルトン・オナーズ」ゴールド会員

  「Radisson Rewards™」Goldエリートステータス

  「シャングリ・ラ ゴールデンサークル」ジェイド会員

  「Marriott Bonvoy™(マリオット ボンヴォイ)」ゴールドエリート会員

 

 

最後に

 

 いづれのカードも甲乙つけがたいですが、各カードを一言であらわすのであれば、

 

 ステータス性とコストパフォーマンスとを両立する JCBザ・クラス

 高いステータス性と高いポイント還元性を兼ね備えた ダイナースクラブ・プレミアムカード

 最高のブラックカード 「 センチュリオン・カード」 へと続く アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

 

 本記事は2019年7月時点の情報をまとめているため、サービス、価格が変更となっている場合があることをご理解ください。