3人の子を持つ、普通の30代サラリーマンである “まつのひきわ” が JCBブランドの最高峰カードであるJCBザ・クラス(JCB THE CLASS)を4年ほどメインカードとし、利用して感じた保有すべき理由を
JCBザ・クラス オンリーワンの 『価値』
プラチナカードが有する「価値』
の2つの視点でまとめてみました。
JCBザ・クラスを目指そうと思っている方や、インビテーションが届いているが 年会費が50,000円(税抜)と高額で切り替えるべきか躊躇しているかた、今後、どのプラチナカードを保有しようか検討している方は、ぜひ、参考にしてください。
JCBザ・クラスの取得方法
JCBザ・クラスのインビテーションの対象は、 JCBゴールド 、 JCBゴールド ザ・プレミア 、 JCBプラチナ の所有者です。 JCBザ・クラスの審査基準は厳しく、インビテーションを得るまでに手間がかかることで有名で、 アメックス・プラチナ(現在は申し込み可能です)、ダイナースプレミアムよりも取得が難しいと言われています。
取得した方々の実績をまとめると、インビテーションが届くまでには累積利用額が1000万円から2000万円必要なようです。また、期間が短いほど少ない累積使用実績でもインビテーションが届くようです。
ざっくりですが、300~500万円の年間利用を続けると3~5年程度でインビテーションが届くように思われます。
なお、近年は ” 突撃 ” と呼ばれていた自己申し込みを受け付けないなど、引き締めをはかっているようで、少し厳しい方向に向かっているかもしれません。
あくまで参考ですが、かつて、JCBザ・クラスがオープンに会員募集していた条件に近いほど取得は近くなるかもしれません。
<JCB会員の方>
年齢:40歳以上、
年収:年収1,200万円以上、勤続年数10年以上の役員・管理職の方
(自営の方は、営業年数10年以上の経営者)。
JCB入会歴:3年以上、
年間100万円以上のショッピング利用実績が2年以上で、JCB会員規約を遵守されている方。
<JCB会員以外の方>
年齢:40歳以上、
年収:1,500万円以上、自家保有、
資本金5,000万円以上の企業に10年以上継続勤務の役員・管理職の方
自営の方は、営業年数10年以上の経営者)
JCBザ・クラス オンリーワンの 『価値』
最高レベルのステータス性
日本で流通しているクレジットカードのほとんどに、
VISA(ビザ)
Mastercard(マスターカード)
JCB(ジェーシービー)
American Express(アメリカンエキスプレス)
Diners Club(ダイナースクラブ)
のいずれかの国際ブランドが付いていると思います。その中で、唯一の日本生まれの国際ブランドがJCBです。そのJCBの中で最高位に位置するのが、このJCBザ・クラス カードです。
JCBザ・クラスはダイナース・プレミアムカード、アメックス・プラチナカード、センチュリオンカードと並び、 インビテーションなくしては保有できないカードであり、一部の人しか保有できないという 高いステータス性を有しています。
それではどれくらいの人がステータスカードを保有しているのでしょうか?
いくつかの調査結果を集約してみると、ゴールドカード以上の保有率は、 ゴールドカード:12~25%、 プラチナ・ブラックカード:1%程度、という結果のようです。4人に1人はゴールドカードを持っているそうですが、2000円で持てるゴールドカードもあるため、同じゴールドでも種類に幅がありそうです。また、プラチナカードも100人に1人は保有しているようですが、最近は申し込みができるプラチナカードも多数あるため、インビテーションでしか保有できないカードに絞れば、ごくごくわずかしか保有していないのではないでしょうか?
実際にまちなかでJCBザ・クラス、アメックスプラチナ、ダイナースプレミアムを使っている人は数えるほどしか見たことがありません。
持ちたくても持てない、ごく限られたカードを保有できるよろこびがこのカードを使い続ける理由のひとつではないでしょうか。
実はもうひとつあるのが、日本唯一の国際ブランドを応援したいという気持ちです。
このカードを保有するまでこんなことを考えたこともありませんでしたが、実際ステータスカードを保有してみると、日本ブランドとしてアメックス、ダイナースに負けないくらい頑張ってほしいという気持ちが湧いてきました。
ディズニーリゾート特典

JCBは ディズニーランド:スター・ツアーズ、 ディズニーシー:ニモ&フレンズ・シーライダーのアトラクションスポンサーになっており、アトラクション内には秘密の?会員専用ラウンジがあります。JCBザ・クラス 保有者はこのラウンジを利用することができます。
ラウンジでは休憩ができて飲み物も提供されます。そして、休んだ後はそのままアトラクションへ優先搭乗です。 ディズニーファンならだれもがうらやむ体験を唯一できるのがこのカードです。 子持ちパパには夏は涼しく、冬は暖かいラウンジで休憩でき、列に並ぶことなく、アトラクションに乗れるのは本当にありがたい!
ただ、これだけはJCBさんに声を大にして言いたい!

1泊2日の旅行で、ディズニーシーとディズニーランドそれぞれで使いたい!
ラウンジ利用の招待券発行を年1枚だけでなく、せめて2枚にしてほしい!
これ以外にも JCBザ・クラス会員専用バケーションパッケージやディズニーホテルのスイートルーム優待(20~40%オフ)もうれしい特典です。
ちなみに、ひとつ残念なポイントがひとつあります。抽選ではありましたが、ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」の利用特典が19年7月の利用をもって終了してしまったことです。これまで一度も利用することがないままに終わってしまったので、是非復活を期待したいところです。
最高?のコストパフォーマンス
インビーテションが必要なクレジットカードの中でJCBザ・クラスの年会費に対する特典は破格です。
アメックス・プラチナカードとダイナース・プレミアムカードの年会費は130,000円(税抜) に対して、JCBザ・クラスは50,000円(税抜)と半額以下です。
正直、アメックス・プラチナ、センチュリオンやダイナース・プレミアムも魅力的で保有したいですが、一介のサラリーマンには会費だけで13万円はムリです(泣)。『 高コスパで手の届く最高峰ステータスカード 』これがJCBザ・クラスではないでしょうか。
かなり主観が入っていますが、これらが、私が考えるJCBザ・クラスが持つ オンリーワンの 『価値』です。
プラチナカードが有する『価値』
ここからは、他のプラチナカードも有している価値について、簡単な比較も加えながら紹介します。
コンシェルジュ・デスク

JCBザ・クラスには 24時間365日利用可能な「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」 という会員専用デスクがあります。旅行の手配・予約、ゴルフ場・チケット・レストランなどの案内、その他さまざまな相談をすることができます。
一言でいうなら、秘書サービスです。 カード利用が見込める内容であれば何でも依頼できます。
年会費が2万円程度以上のプラチナカードにほぼ付帯しているサービスですが、カード会社ごとにそのクオリティには差があります。やはり、ダイナース、アメックス、JCBザ・クラスは質が高く、レビューを見ていても満足度が高いようです。
コンシェルジェデスクこそプラチナカードの最大のメリット というのもよく聞きます。例えば、小規模な経営者さんにとっては顧客との重要な会合のセッティングなど絶大なメリットでしょう。
ただ、正直なところ30代サラリーマンには活かしきれないです。旅行企画もレストラン等の予約にしろ、結局は自分で動いちゃいますし、自分で予約できないようなところを利用する機会がない・・・
この3年間で使用したのは子供のお宮参り後の食事会の手配、結婚記念日でこれまでに行ったことのないようなレストランの予約など、片手で足りるほどしか使っていませんね。残念ながら宝の持ちぐされ状態。もっと気軽に使っていきたいところです。
プライオリティ・パス
世界中の空港ラウンジが利用できるサービス「 プライオリティ・パス 」が使用できます。しかも、JCBザ・クラスは最上級の プレステージ会員 です(通常なら会費$429)。ラウンジを何度でも無料で使用できます。また、JCB独自のサービスとして、同伴者1名まで無料、2人目以降は\2000/人で使用できます。通常は同伴者1名につき、$32が必要です。
申請から発行までも、さすがJCB、早いです。自分の時は急遽出張が決まったため、コンシェルジュデスクに電話して、急ぎだと伝えると3日で届きました。
なお、JCBザ・クラスのラウンジサービスも優れており、ザ・クラス本会員・家族会員それぞれの同伴者1名まで無料で利用できます。こちらのサービスが利用できる空港の場合、 奥様が家族会員だとすると、夫婦と子ども2人の計4人まで無料で利用できます。
我が家は残念ながら、子どもが3人いるため、無料で使用できません。今のところ、まだ小さく、静かにラウンジでくつろぐというわけにはいかないので、家族旅行では使用していません。今後、子どもが大きくなり、家族でラウンジを使用したいと考えるようになったら、条件の良いカードを検討するかもしれません。あくまで可能性ですが・・・
グルメ・ベネフィット

国内の厳選したレストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料となる優待サービスです。
各店舗の利用は本会員または家族会員合わせて、利用期間中に1回利用できます。
なお、19年は ①4月~9月、②10月~3月の2期間です。
我が家で最も活躍しているサービスのひとつです。結婚記念日など機会を作って、普段では利用しないようなレストランで特別な料理を堪能させてもらっています。
また、これ以外にも『ダイニング30』という、利用金額が30%オフになるサービスもあります。こちらはコールド・ザ・プレミア、ゴールドカードでも使用できます。
メンバーズ・セレクション

年に一度、ザ・クラス メンバーズセレクションという厳選されたギフトがあります。
JCBのうたい文句を借りるなら、『年に1度の、特別なプレゼント。ザ・クラス会員の皆様のために選び抜いたアイテムのなかから、お好きなものを選べる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」。人生を豊かに彩る価値ある逸品をはじめ、旅行やグルメなど上質のラインアップをご用意しました。ザ・クラスだけの「感動」をお届けします。』とのこと。
2019年の場合、「厳選ギフトコース」と「エンターテイメント&トラベルコース」の2コースで約70種類から選べます。
今年は何がラインナップにあるかな、というのが楽しみのひとつ。
2019年のラインナップ(一例)
厳選ギフトコース
・シックスパッド ツインボディセット
・ReFa CARAT
・ケルヒャー高圧洗浄機
・レイコップ
・低温調理器 BONIQ
・グルメ商品(肉、魚介、お酒、など)
エンターテイメント&トラベルコース
・JCBトラベルクーポン 2万5千円分
・東京ディズニーリゾートパス(ペア)とダッフィ&シェリーメイのぬいぐるみセット
・東京ディズニーリゾートパス(ペア) とジェラトーニ&ステラ・ルーのぬいぐるみセット
・ユニバーサル・スタジオジャパン スタジオ・パス(2枚組)とエクスプレスパス(4枚組)セット
・ユニバーサル・スタジオジャパン スタジオ・パス(2枚組)とJCBプレモカード(1万円分)セット
金額的には15,000~25,000円で概ね2万円位のようです。
なお、我が家では過去3年間で以下の商品をもらいました。
2018年:ディズニーパス(ペア)とダッフィ&シェリーメイのぬいぐるみセット
2017年:ディズニーパス(ペア)とディズニーギフト券1万円分
2016年:ディズニーパス 4枚組
本年は娘の希望でディズニーパス(ペア)とジェラトーニ&ステラ・ルーのぬいぐるみセットになりそうです。
ディズニーギフトばかりもらっていますね。我が家はディズニー大好きです。
メンバーズセレクションおすすめ5選

以上が、私” まつのひきわ ”が JCBザ・クラスを保有する7つの理由!です。
皆さんのJCBザクラスを目指すきっかけ、プラチナカード選びの参考になれば幸いです。
本記事は2019年5月時点の情報をまとめているため、サービス、価格が変更となっている場合があることをご理解ください。